「はじめてのあずまんω」告知

おはこんばんちは。
はじあずのいしやです。
だーさんが仕事でエントリ書けないので、ぼくが書きます。

「はじあず」とは東浩紀のファンが集まって「東浩紀」をテーマにした同人誌のことです。

今回2011年8月14日(日)東京ビッグサイトで行われるコミックマーケットに「はじめてのあずまん製作委員会」として参加します。
場所は3日目東Pー01bです。

値段は一冊1500円で、電書版を買ってくれた人は200円引きの1300円です><。

電子版購入者の確認方法としては、
1,スマフォ等にデータを予めダウンロードしていただいたものを当日ご提示ください。
2,登録したメールアドレスをご提示ください。
3,文フリ等で配布したはじあず名刺をご提示ください。
上記のどれかの方法で対応いたします。
※もし、当日何か問題があれば対応いたします。

気になるωの装丁はこちらになります。


マナさまの協力により紙面デザインのクオリティもアップ!


で、目次がこちら。

続いて新規コンテンツの紹介を。

巻頭は坪井、西川の「立ち止まる言葉―はじあず被災地レポート」

筑井真奈先生の「東クラスタで生き延びる、たった一つの冴えたやり方」

笠井康平くんの小説「I wanna be your geek boy!」

@kingworldさんの「フラクタル・パニック!」

東浩紀関連「ネ申コンテンツ」クロスレビュー

また、二人の方に論稿を寄稿していただきました!!

まず、コロンブスさん @columbus20 の「幽霊に憑かれた『存在論的、郵便的』」

もう一つは、じゃがいもさん @JAGAxIMO の「一般意志2.0 実装試論」

だーっと列挙しましたが、新規コンテンツはこんな感じです。

総ページ数356ページ!
誰得感満載ですが、売ります。
ぜひ買ってください。

もしよかったら、当日ビッグサイトでぼくたちと握手しましょう(ω)るっ

コミケおまけ

皆様、こんにちはこんばんは! @willmoniaこと若林です!


『はじめてのあずまんω』をご購入してくださり、誠にありがとうございます!

どのような感想でも、#hajiazuをつけてツイートしてくださったら泣いて喜びます。どうかよろしくお願いいたします!


誰得おまけコンテンツとして、自分、ウィルモニアのはじめてのあずまん体験と、あずまんとその家族についての愛を書いてみようと思います。愛が伝われば幸いです。

自分のはじめてのあずまん体験を語るというのは自分の略歴を語るのと同義なのでちょっと長くなりますがご了承を。

まず初めに、今自分はAppleで学生としては初めての、しっかりとした契約を結んだパートタイマーとして働いており、とてもいい経験をさせてもらってるのですが、それはひぐらし東浩紀がなければできなかったと断言できます。


自分の家には兄の影響もありジャンプ系のマンガやFFを始めとしたRPGなどが大量にあり、自分もそれにどっぷり浸かって高校まで過ごしてきました。ちなみに1990年生まれの21歳です。


活字の本などはほとんど読んだことがない、頭悪いクラスタとしての道を邁進しており、オタク系コンテンツも萌え絵だけで判断し、気持ち悪がっていました。中学の時に教室の隅でラノベ(シャナ)を読んでいた同級生をバカにしていました(今は親友です。ちなみにD社所属)


しかしその忌避感も高校に入ってから薄れていきます。というのも自分は高校の時に初めて携帯電話を与えられた世代であり、携帯上にある面白コンテンツを求めたら2ちゃん系ブログに行き着くわけです。そこで様々なネタに爆笑し、オタク的なものへ忌避感は薄れていきました。


そして高2の時、あるマンガがクラスで流行っておりました。それが『ひぐらしのなく頃に』です。これが自分の人生を大きく変えたのでした。。。


高2の冬期講習の昼休みにブックオフで買ったひぐらしはそのまま午後の講習を忘れさせるほどに自分を魅了しました。そして萌え系の絵だけでこんな素晴らしいコンテンツを忌避していた今までの自分を恨みました。

出題編を読み、そのまますぐ友達からひぐらし解の原作PCゲームを借り、テスト期間全てを使って没頭しました。そして今までの体験したコンテンツの中で最も感動した神作品となったのです。特にノベルゲームというメディアを初めてプレイし、その不思議さ・素晴らしさに心を奪われました。

ただ、何故こんなにひぐらしは凄いのか、何故自分はこんなに感動しているのか、最後の超展開とかの疑問よりも感動が上まったのは何故なのか。その理由がどうしても分かりませんでした。


いわゆる「なんか分からんけどすごい」状態がずっと続いていたのです。


まぁここでかなり価値観が変わったのですが(オタク系コンテンツへの偏見がなくなった)、東浩紀に出会ってから更に変わります。


さて、ひぐらしをプレイしてから数ヶ月がすぎましたが、他方で受験も迫っておりました。受験勉強が嫌いというクズっぷりだったので、どうにか楽に大学に入れないものか、といろいろ調べた結果、立教文学部のAO入試が内申関係なく論文と英語と面接だけで受かるというので、まず論文を書くことにしました。5000字は高校生にとってなかなか厳しいです。テーマはほぼ自由。


色々悩んだ結果、テーマはひぐらしに決定。「なんか分からんけどすごい」この作品で論文書いたら神感があると踏んだのです。

そこで論文を書くために参考文献をAmazonで購入していきました(ちなみにこの時が初Amazon)。ひぐらしの考察本やノベルゲームのシナリオハウツー本など様々な本を買い、読んでいきましたがダントツで目を引いたのが東浩紀の『動物化するポストモダン2 ゲーム的リアリズムの誕生』でした。


今まで活字にほとんど触れていなかった自分にとってはハイコンテクスト感がぱなく、1週目を読んだ時は何言ってるか全然分からん、けどすげえ!って感じだったのですが、2週目を読んだ時に、まさに蒙が啓かれた、頭がパーン!体験をし、何度も何度も読み直しました。

ひぐらしに対する「なんか分からんけどすごい」状態から、言葉が与えられた感じがし、それを参考にしながら書いた論文は学校の先生に「こんな良い論文書ける奴この学校にはいねえよ」と言われるほど絶賛されました(今見直すと稚拙極まりないのですが)。結局文学部は親に反対されたので、他の大学に行ったのですが。


後に東さんは「批評とは快楽機能の組み換え」とシンポジウムで述べましたが、まさにその通りで、一つの作品をこうも面白く、多面的に語ることができるのかと衝撃を受けました。まさに価値観が変わったのです。


そんな感じでこんな論理的かつ分かりやすい本を書いてくれた著者、東浩紀に自分が憧れを抱くのは当然の流れであり、ゲーリアの著者近影のあずまんの写真とかは自分の中でマジ超イケメンなアイドル的存在になっていきました。


ブログも読みあさり、ハイコンテクストの所は理解するよう努め、性格が出ているところは(「あなたがやればいい」とか)こまめにチェックしていきました。


また、自分のあずまん愛を増幅させたのは間違いなくネットスターの「動物化してもいいですか?」でしょう。あずまんの面白トークを見て「超すごい本を書く人」から「超面白いことも言う人」と印象がアップデートし、更に親しみ易くなり自分にとって唯一無二の存在になっていきました。やっぱ面白いって大切ですね。


2009年に大学に入ってからはあずまんの本を読みつつ、ブログもチェックし、そこでTwitterの存在を知りました。あずまんがTwitterをアクティブにしたので、自分もTwitterを始めました。そして朝生の東無双を見て更に確信を深めていきました。この人は本物だ、と。


そんなあずまんに初めて会ったのはネットスターの公開収録時で、収録後東さんは出口で座っておりファン達にサインをしていました(ついでに共演した宇野さん濱野さんは奥へ引っ込んでしまい「あいつらはダメだねーw」と東さんは漏らしていましたw)。

自分もゲーリアを持ってきていたのでサインをしてもらいましたが、その時の東さんの優しさっていったらなく、超快く書いてくれただけでなく、興奮した俺が他の人に書いているところを許可もなく写真撮りまくったりと失礼極まりないことをしても笑ってスルーしてくれたりと、リアルで会う東さんは本当にいい人でした。


さて、最初に言ったように自分は今Appleで働いているのですが、それもiPad発表時の東さんの「Appleは単なる製品を売っているのではなく、思想を売っている。それができなければ思想家も経営者もダメだ」というツイートに感化されたことにより、Appleについて興味を持ち、何冊か本を読んでApple愛を高めた結果、Appleがバイトを募集した瞬間に自分が当時バイトしていたIT系企業を一瞬で辞める決断ができたり、選考でもいろいろ話すことができたのだと思います。


まぁ本当に東さんから教わったことは数知れないというか、ハッキリ言って今の自分の8割が東さんから構成されているんじゃねというレベルです。


あずまんと家族

自分は特にあずまんとその家族(さなえ・しおね)の関係に萌えるのですが、何故こんなにあずまんとその家族は萌えるのか。それはまぁ非常に単純です。


佐々木俊尚さんが書いたAERAの記事(2010年12月27日号)でも分かるように、いろいろな理由から東さんは孤独でした。娘がいなかったらまずい時期もあったらしいです。

東さんは基本的に他人のことを考えたり理解しようとしても、ほとんどの場合コミュニケーションコストがかかるだけで無駄であると考える。しかし家族、特に子どもとはどうしても縁が切れない。だからどうしてもコンテクストを読む必要がある(Alive1)。

だからこそ、東さんの家族に対する言動には、一切のシニカルさはなく、真の愛情が詰まっているように見えるのです。

クォンタム・ファミリーズや娘ネタツイートなどを読むと、東さんは家族をキャラとして、ネタっぽく扱うことがありますが、それは対人コミュニケーションと対キャラコミュニケーションは同じであるという考え(早稲田での講演「ゲーム的リアリズム再考」)からであり、これも個人的に激しく同意なので、だからこそ、あずまんの家族への愛は本物だと強く感じるのです。

あずまんを支える娘汐音はとても大きな存在であり、それの成長日記と化しているさなえブログはやばい。これも愛しか感じない。超ほっこりする。

個人的に、東浩紀史に残るイベントであろう思想地図β出版記念イベントの成功を象徴したのは、一緒に来ていたさなえさんと汐ちゃんだったと思います。
さなえさんと汐ちゃんという、あずまんの幸せの象徴の2人が来ていた。それだけで最高のお祝いの場であると感じました。

あずまんと、その家族に幸あれ

「はじあずβ」銀行振込に対応いたしました!

※現在販売は行われておりません。


皆様、こんにちは! @willmoniaですっ! 
「はじあずβ」では名ツイート集と動画集、その他雑務を担当させていただきました!


前回公開した「はじあずβ」Web販売のフローだとクレジットカードをお持ちの方でなければ購入できなかったのですが、いくつかのご要望もあり、この度銀行振込にも対応いたしましたっ!


購入方法は以下の通りです。

以下の口座に350円を振込み後、 hajiazu@gmail.com にご自分の名義と振込んだ旨を記載したメールを送ってください!(振込手数料はお客様負担になります。ご了承下さい。。。)
先に振込みをしていただいてから、その後にメールをお願いいたします!
こちらで振込みを確認次第、すぐ「はじあずβ」を送らせていただきます。


口座はこちらになります

UFJ銀行
普通預金
店番 641
目白支店
口座番号 0028373
名義はたぶん「ワカバヤシ ジュン」かと……。



本誌の内容は前の記事で編集長が紹介させていただきましたが、本当に350円としてはありえないほどのボリュームと内容になっていると思います! 



個人的には人物時点と著作クロスレビューが読みやすくてオススメですっ!
しかし聖地巡礼とあずまんロングインタビューも捨てがたい……!



とにかく、東さんへの謎の熱量はガンガン伝わる、読んでいて楽しい雑誌になっていると思います!



購入方法や内容について何かご不明な点ございましたら hajiazu@gmail.com にご連絡いただくか、#hajiazu タグをつけてツイートしていただければすぐ対応いたします!



ぜひご購入、よろしくお願いいたします!!

『はじめてのあずまんβ』遅ればせながらweb販売開始っ!

※現在販売は行っておりません。


どうも、「はじあず」編集長の斉藤です。

ご存じの方はお久しぶりです。はじめての方ははじめまして。
我々は東浩紀のファンが集まって「東浩紀」をテーマにした同人誌をつくろうと集まった「はじめてのあずまん」製作委員会です。
6月の文学フリマ電子書籍で「はじめてのあずまんβ」を頒布させていただきました。
文学フリマからだいぶ経過してしまいましたが、文フリに来ることのできなかった皆様にも是非読んでいただきたいと思いまして、文フリで頒布したものをweb販売させていただきます。
表紙込み総ページ269ページ!(!)
電子書籍だからできる350円(!)にてご提供!(文フリでは300円でしたが、手数料の分、50円増しです、ご了承ください……)

購入方法は以下の通りです。
paypal or クレジットカード
1、hajiazu@gmail.com に購入希望のメールを送る(gmail推奨です!再ダウンロードなどがとても楽です)

2、請求メールが届く

3、ペイパル、もしくはクレジットカードで決済

4、入金を確認次第「はじあず」pdfを送付

銀行振り込み
以下の口座に350円を振込み後、 hajiazu@gmail.com にご自分の名義と振込んだ旨を記載したメールを送ってください!(振込手数料はお客様負担になります。ご了承下さい。。。)
先に振込みをしていただいてから、その後にメールをお願いいたします!
こちらで振込みを確認次第、すぐ「はじあず」を送らせていただきます。


口座はこちらになります

UFJ銀行
普通預金
店番 641
目白支店
口座番号 0028373
名義「ワカバヤシ ジュン」

という形で販売させていただきます。

以下サンプルです。

表紙です。見ての通り思想地図βのパクリです。


目次です。同じくパクリです。コンテンツはこんな感じです。


ネ申みずからが降臨されたネ申聖地巡礼です。
なんとインタビューまでさせていただきました!


そのインタビューのサンプルです!
最近始まったパラリリカル・ネイションズ、現在まさに作っている震災特集号についても言及しています!


約30冊のほぼ全著作クロスレビューを敢行しました!


雑誌の半分位をあずまんへの愛にあふれた論考、エッセイが占めています。
上は何故かサッカーの論考(デリダはサッカーがとても好きだったそうですが)
下はゲーム改造雑誌「ゲーラボ」についてのエッセイです。
一見関係ないですが、あずまんの射程の広さのあらわれです!ほかにも意外なところから「はじめてのあずまん」を体験した人、いかにもなところから入った人と幅広く東浩紀の読者を可視化しております。

もう一度購入方法を案内いたします、是非購入を!


購入方法は以下の通りです。
paypal or クレジットカード
1、hajiazu@gmail.com に購入希望のメールを送る(gmail推奨です!再ダウンロードなどがとても楽です)

2、請求メールが届く

3、ペイパル、もしくはクレジットカードで決済

4、入金を確認次第「はじあず」pdfを送付

銀行振り込み
以下の口座に350円を振込み後、 hajiazu@gmail.com にご自分の名義と振込んだ旨を記載したメールを送ってください!(振込手数料はお客様負担になります。ご了承下さい。。。)
先に振込みをしていただいてから、その後にメールをお願いいたします!
こちらで振込みを確認次第、すぐ「はじあず」を送らせていただきます。


口座はこちらになります

UFJ銀行
普通預金
店番 641
目白支店
口座番号 0028373
名義「ワカバヤシ ジュン」


よろしくお願い致します!